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Suppon Spirits

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Rome was not built in One day.

 written by 山田 茂男 投稿日時:2012/01/23(月) 23:43

ローマは一日にして成らず。 

昨日の試合は、私の心に非常にずっしりとした物を置いて帰った。

対戦相手の北条高校は、昨年のチャンピオンチーム。 少しでも脅かそうと思い、1週間の準備期間でOBや坊ちゃんクラブの方々にご協力をいただき、BK中心で攻めてくるであろう相手を予想してのディフェンス練習に時間を割いた。

が、結果は予想以上のものとなった。  速いテンポのに、全くついていくことが出来なかった。 正直、ショックだ。 100点までは行かないだろうと思っていたが、それを超えてしまった。

指導者としての力不足を痛感させられた。  もっとやれたはずなのに・・・ 選手は一生懸命にプレーしてくれた。  私が、それに応える事が出来なかった。  悔しい。

秋までに、122点の点差を絶対に埋めてみせる!  北条も三島も新田も松工も、皆同じ高校生だ。 大したことは無い!  


       千里の道も一歩から    着実に成長してみせる!!!  見てろよ、北条高校!!!!!



  最後に、今回の大会のためにいろいろとサポートしてくれたOBの皆様、応援にかけつけて下さった保護者の方々、また大会の運営の先生方、ありがとうございました。 

  結果は、城南高校ラグビー部史上最失点記録間違いない状況ですが、この穴を必ずしや埋めてみせるので


 今後ともよろしくお願い申し上げます。








      松山城南   監督  山田茂男
 



































感謝!

 written by 山田 茂男 投稿日時:2011/11/03(木) 19:22

 今日、また一年が終わった。

でも、今年は去年とはまた違った満足感が少しあった。  今年は、みんなで勝つ喜びを味わうことが出来たから。

去年は、樋口キャプテンの下、何とか全国大会の県予選に出場することが出来た満足感があり、今年は、それをひとつ乗り越えることが出来た満足感だ。

今年の田中キャプテンは、1年生の時には最少人数の部員2人の時期があり、そこから4人、11人と来て18人になった。本当に一番つらい時期を我慢して乗り越えた男だ。

10月30日の一回戦(新居浜東)、彼のリードの下素晴らしい試合前のアップが出来て、試合中も細い体がきしむほど体を張ったプレーを見せてくれてインジュアリータイムでの大逆転劇を生み出してくれた。

試合後、ピッチの外に帰ってきたときのあの嬉し涙がすべてを物語っていた。

そして今日、11月3日の二回戦(西条)、前回同様に気合の入ったアップが出来た。  今日勝って、6日の久万高原で第1シードの北条高校に挑むのが組合せが決定してからのチームの達成目標だった。

相手ボールのキックオフでゲームは始まり、選手たちは精一杯体を張ってプレーしてくれた。

前回同様、攻撃よりもディフェンスの時間が多い試合だった。 前回は、少ないチャンスを得点につなぐことが出来たが、今日は何か違った。ゴール前まで何回か攻め込むチャンスがあったが、自分たちのミスでそれを得点につなぐことが出来ずに負けてしまった。

自分自身、今日の敗戦は本当に悔しさの残るゲームだった。こんなに部員たちは一生懸命にやってくれているのに、勝たしてやることが出来なかった・・・。

4月からここまでの間で、10人の1年生が加わり、9月の中予大会でやっとラグビーらしくなってきて、それからの一月で彼らは素晴らしく成長を遂げることが出来た。

そして、いつもその中心には、キャプテンの田中がいた。  一年生の時には他校の先生から「ホラーマン」と名付けられるほど痩せっぽちの男が、本人に気合が入っていてもそれが空回りしてみんなに中々伝わらないときがあったが、日曜日に練習に来てくれたOBたちに怒鳴られまくっても、それでもいつも彼の姿があった。

一見、頼りなさ気で覇気の無さそうな男だが、3年間の中で練習を休んだのはほとんど無かった。 去年の樋口同様、 威圧感のあるリーダーではなかったけれど、何事にも手を抜かない本当に一生懸命なリーダーだった。  

この一生懸命さが今年の公式戦勝利を生んだんだと思った。  将(すすむ)、本当に、本当にありがとう、 そしてお疲れ様。

君の後は、三上がしっかり継いでくれることだろう。  期待していてくれ。

すこし、成長?! しかし・・・

 written by 山田 茂男 投稿日時:2011/09/17(土) 19:35

 きょう、松山聖陵との10人制のゲームでした。  試合前から雨模様で、BKの弱いうちとしてはもっと降ってほしい思いでした。アップの最中も小雨と本降りの繰り返しで城南にとっては恵みの雨となりました。

 今日のメンバーは、10人中2年生が3人という若いメンバーで臨みました。そんな中彼らは、3年生も混じる聖陵を相手に臆することなくプレーをした。

 今日は、前回の試合から体育祭をはさんでの試合で、じっくりと準備をすることが出来ませんでした。それに2年生の三上と筒井を怪我で欠く状況で、前回よりもさらに厳しい布陣を組まなければなりませんでした。

 試合結果は、前回同様無得点に終わってしまいました。 そして、観戦している方にも面白い内容ではなかったと思います。  しかし、やっている本人たちと私には、かなり手ごたえの感じられる内容でした。

 ミスが激減してきました。 ボールキャッチ、コンタクト、リップ、サイドパックなど繰り返し練習してきたことが、確実にできるようになってきています。 今、この怪我人がいる状況の中で、これだけどんどん成長を遂げているのですからメンバーが揃いベストの状態になったときが、楽しみでなりません!

 今、これを読んでいる部員諸君、特に今練習に参加できていない君たち、早く治して一緒に羽ばたこう。

 
 もっと松山城南高校ラグビー部は強くなれますよ!! 自信を持ってください!!


 全国大会県予選スタートまで、あと1ヶ月ちょっとです。  この期間で更なる飛躍を期待します。

シーズン突入!

 written by 山田 茂男 投稿日時:2011/09/11(日) 20:00

 今日から中予大会が始まりました。
結果は見てのとおり完敗でした。

県総体が終わり、夏休み中の合宿を通してそれぞれが良く頑張ってきました。 各学年なりに、成長の兆しは見えてきて、その経過がどんな感じかを見ようと思っていました。

メンバーは、試合結果のコメントにも書いたように、ベストではありませんでした。 なれないポジションで苦労したところもたくさんあったと思います。  そんな中で、今日の試合の評価をしてみたいと思います。

  まず、FWから 

 第一列は、スクラムが割合安定して組めるようになってきました。  それと、今日の一番のポイントであったモールプレーに対して積極的に行くことが出来ました。  ラインアウトでもしっかりとサポートが出来るようになってきていると思います。 
今後の課題は、スクラムについてはいつでも押せるようになること。 そのためには、組む瞬間の速さが要求されます。 モールでは、しっかりと核になりきり後のプレヤーが入りやすい体勢を作ること。

 ロックは、ブレイクダウンで負けなくなってきました。 モールでもしっかりとバインドが出来るようになってきました。  今後は、スクラムやブレイクダウンからのスタートを早く、そして速くすること。 それによって、もっとマイボールのキープ率が向上します。それとユアボールへのプレッシャーがかけられます。

 バックローは、タックルの場面が増えてきました。 そして、キックへのサポートも上がれるようになって来ました。 つぎは、ロックと同様にスタートの早さ(速さ)が鍵になります。 今日も相手のスクラムからのサイドアタックに対して、前に出ることが出来ずにゲインされる場面が多かったです。 特にNo.8の動きが重要です。

 続いてBK

 スクラムハーフは、試合でハイパントが蹴れるようになりました。 モールプレイでも声がかけられるようになってきました。 相手にゲインされる場面でもしっかり戻ってディフェンスできるようになってきました。  今後は、キックの制度を上げることと、もっとFWをコントロールするスキルを身につけてほしいです。  そして、ハーフとしての捌きの速さ、突き刺すタックルを身につけてほしいです。

 フロントスリー(SO,CTB)は、前へ出るディフェンスが素晴らしかったです。 しっかりとSOを基準としてアップすることが出来ていました。 今後は、アップした後のタックルの精度をあげてもらいたいです。  アタックに関しては、ハイパントに対してあがることできるようになりましたが、その後のタックル精度を上げてもらいたいです。 

 バックスリー(WTB,FB)は、急造にもかかわらず、大変良く頑張ったと思います。 前へ出てのタックルやキック処理などこちらが思っていた以上に良い出来でした。 今後は、それぞれが自分の(元の)ポジションに戻ったときに、今日のような熱い気持ちを持って取り組んでもらいたいです。

 以上、今日のゲームに関する評価を述べさせてもらいました。 君たちは確実に成長しています。 やればやっただけの力はついています。


 しかし、点差はあれだけあります。   あの点差を縮めるためには、もっと意識を高めていかなければなりません。

 悲願の勝利と、先輩たちが築いた伝統を復活させる為に。  

 次回の松山聖陵戦に向けて、新たな気持ちで望んでいこう!   

雨練習

 written by 山田 茂男 投稿日時:2011/05/10(火) 21:21

 今日は、朝から蒸し暑く過ごしにくい一日でした。   松山城南高校では、PTA総会のため授業は1時間で終了(参観授業)し、お昼前からの練習となりました。

 空はどんよりとしていつ雨が降り出してもおかしくない様子でした。 そんな中、練習が開始され始めは大丈夫でしたが、1時間が経過したころからポツポツと降り始めました。

 ハンドリング、サポートランパスをやっているうちに雨が強くなったり弱くなったりみんなびしょ濡れになりました。  1年生部員の中には、中学校時代は室内競技をしていた者もいるので、降りしきる雨にぬかるんだグランド、そして滑るボールに集中力を削がれながらの練習となりました。

いろんな意味で思うようにプレーができないそんな彼らを見ていて、失礼かもしれませんがちょっとおもしろかったです。


 ラグビーは、全天候型競技です。  雨が降ろうが雪が降ろうが関係ありません。 チームによっては、悪天候のほうが強いチームさえあります。 

  私が高校時代、テレビで見た大学選手権の決勝戦で印象に残った試合があります。 それは、早稲田大学と明治大学の一戦です。その日の東京は非常に冷え込み、夜のうちから雪が降り国立競技場は一面雪景色でした。 それを関係者の方々の努力で雪かきをし、ラインをひいで試合が開始されました。

 両チームの戦いぶりは大変凄まじく、私は家のテレビで観戦していましたが、その画面にも彼らの熱気と体から立ち昇る湯気がはっきりわかりました。  特にスクラムの時の熱気は凄かったです。  寒い中でも気持ちを切らさず声を張り上げ、それぞれのプライドをかけて戦っていました。


 松山城南高校の部員たちも、どんな環境や状況でも集中力が途切れないように、これから強い精神力を養ってほしいです。 

 
もう間もなく梅雨がきます。  これからは、雨でもグランド練習をどんどん行っていきます。  雨に負けずに頑張っていきましょう。


 ただ、体調だけは崩さないように練習後の自己管理はしっかりしてください。
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