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Suppon Spirits 2009/6

どちらも デカイ! Part.2

 written by 山田 茂男 投稿日時:2009/06/22(月) 20:06

 実は、私は愛知県の出身でどちらの大学にも実家から車で5分圏内というところである。だから、個人的にも故郷に帰省したような気分も少しあった。

 昼食には、名古屋らしいものを食べさせようと思いうなぎ屋さんに入った。 ここは、私も何度も家族で食べに来たことがありひつまぶしがとても美味な思い出のある店だった。  しかし、入店して注文をする時に何となく違和感を感じた。いつもいたお店の女将さんがいない、出されたお茶の湯呑が違う、メニューの数が少ないなどなんか変な感じがしたところ聞いてみたら案の定、今までのお店はたたまれて違う店になっていた。  でも、ウナギは食べられるのでひつまぶしと、エビふりゃあ定食を頼んだ。

 部員たちは、初めて食べるひつまぶしに感動するかと思いきや、一人はおいしそうに食べたが、もう一人は、たいして感動した様子もなく淡々と食べていた。 後で確認したら、それほどウナギが好きではないということだった。それならそうと、初めから言ってほしかった。   もう一人は、初めからウナギは苦手です。と聞いていたので、エビふりゃあ定食を頼んだが、その大きさに大満足の様子だった。

 

 食事に行くときには、やはり、好き嫌いはハッキリと相手に告げた方がやはりいいことをあらためて感じた。そうでないと、連れてきた方に失礼にあたると思う。 

 嫌なものを無理して食べるより、初めに告げておいて、好きな物をおいしそうに食べてくれる方が一緒にいる人が嬉しい。

 普段の生活や、合宿などでは見ることのできない場面であった。

 

どちらも デカイ! Part.1

 written by 山田 茂男 投稿日時:2009/06/22(月) 19:31

 週末を利用して、3年生の部員3人を連れて名古屋の大学見学に行った。

 金曜日の夕方に出発して名古屋着が午前1時。 けっこうスムーズにいけたが、やはり遠い。その夜は、お世話になる大学のラグビー部の寮にとめさせてもらった。

 翌朝、一つ目の大学の見学に出かけた。 10時からの練習開始で、寮を9時に出たが、到着が早すぎるのを感じて途中で寄り道をした。  場所は小牧長久手の合戦場跡にある公園だ。 部員達にはあまり興味がなさそうなのと、初めて行く大学への緊張が感じられた。

 到着して、たぶん部員たちは敷地の大きさに驚いたことだと思う。駐車場からグランドへ移動したら、そこでは、学生たちが、大音量の音楽の中でこれから始まる部内マッチに向けて、気持ちを作りながら練習の準備をしていた。

彼らの体は、皆、俗に言うマッチョで筋肉がボコボコしていた。 これにも彼らは驚いたようであった。 スパイクに履き換えたが、中々グランドに出ようとしない部員を見て、学生の一人が声をかけてくれて軽いランパスを始めた。 そのご、タッチフットに参加させてもらい、スピードの違いや声の大きさなど学生たちの雰囲気を肌で感じていた。 その姿を見て私は、「やはり、百聞は一見にしかずだな」と思い、連れてきて良かったと感じた。

 そんな中で、大学の監督さんが見えた。軽く挨拶を済ませ、監督さんに学内を案内していただいた。 その施設はどれも大きく、素晴らしいものだった。 監督さんがいろいろと説明していただいている言葉の一つ一つに『ぜひ、来てほしい、一緒にラグビーをやろう。』 という気持ちが感じられた。  私も聞きながら、やはり情熱が一番であることを再確認させられた。

施設見学が終わり、グランドに戻って部内マッチを見学した。 先ほどのマッチョ軍団が、体をぶつけ合いながら声を上げ、気持ちを持ってプレーしていた。 とても気持ちの入ったゲームだった。 昼前に監督さんにお礼を申し上げてグランドを後にした。

 

 

一皮むける

 written by 山田 茂男 投稿日時:2009/06/01(月) 22:29

最近、忙しさにかまけてブログを更新することを怠けておりました。 

大変申し訳ありません。

昨日、総体前の練習試合に出かけてきました。 私としては、最後の締めくくりのつもりで臨んだ試合でしたが、その結果は惨憺たるものでした。

ここ最近の練習では、部員たちの取り組みや気持は、良かったと思っています。 自分たちのやらなければならない事に対して、手を抜かずに一生懸命に頑張っていました。 そこで、試合を急きょお願いして組んでもらったのですが、練習でやってきたことの3分の1も発揮できずに終わってしまいました。

試合が終わって思い出したことがあります。

それは先週の練習後、スタッフの水野先生が部員達に言った言葉です。

「君たちは、部員どおしの練習では思い切り、激しくプレーすることができる。それを、他校の部員に対しても同様にぶつけられるようにならないとだめだぞ。」 と投げかけました。

私は、それを聞いて「それは取り越し苦労ではないか、逆に他校の部員達に対するほうが遠慮なくやれるはずだよ。」と思っていました。  私自身の経験でも、同じ部員どうしではどうも気兼ねして、遠慮して本気は出しにくいものでしたが、相手が違ったら思いきり出来たものでした。   

しかし、水野先生のその言葉が不幸にも的中してしまいました。  

毎日取り組んでいる練習は、決して自己満足のためにやっているわけではありません。  やはり、勝利を目指してやっているはずです。  

部員たちは、間違いなく毎日の練習で成長しています。 ここでひとつ、やってきていることに自信を持ってほしいと思います。

いまこそ、一皮むける時です。 

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